みんな色々あった。
左前足の人差し指?の爪がない多分生後3か月のエル。
「爪は根元から落ちちゃってもそのうち生えてくるかもよ」という(猫を持つ方の)話も信じつつ、いつか生えてくるかな?と様子を見てたのですが、全くそんな兆しがなく。
ところが息子が言うには、エルは爪が生えてくるか、よりも爪が生えているべき対応する肉球がないんだよ、というのです。え?と思ってみると、ほんとだ・・・写真で見ると一番右にあるべき肉球がありません。
尻尾は途中で切れてしまい、カワイイ海老フライくらいのがついているのですが、こちらは切れたあたりの毛が生えてきて、なんだか彼女に似合う、カワイイ短いtailになりました。
きっと、カラスに肉球やしっぽをやられたのでしょうね。よく元気で生き残ってうちに来てくれたものです。
俺も捨てられてたからわかるよ、エルも色々大変だったのさ(サンにょん談)
サンも真夏の暑い荒川の土手に小さなダンボールにほかの二人の兄弟と一緒に入れられて捨てられていました。
一緒にいた仮称 イチ・ニ 達はお星さまになったけど、そいつらの分も頑張るぜ、と生き残ったのです。おかげで今は6キロ近い大型猫に成長です…。三匹分だからしょうがないのか…。
当時は140g、手のひらに乗る、なんだかわからない生き物です。
峠を越え、命がつながったサン↓
必ずしも恵まれてはいない辛い過酷な境遇を生き抜いてきたんだもの、家ではぬくぬくしてもらいたいです。
「肉球がちょっとないくらいで、私のかわいらしさに影響はないわ」(エルさん談)
「むしろ、サンにーちゃん顔負けでキャットウォークを歩いて天井近くまでネズミのおもちゃだって取りに行けるのよ!」(エルさん談)
こんな風にかわいくシンクロしてるのを見るとうれしくなります。
「わたしは去年サンがうちに来た9月から、今年10月にエルがくるまで、毎日サンにプロレスに誘われて…本当に本当に…つらかったわ」(はなサン談)
「私は今、本気でサンに嫌われるくらいガルガルやってやってるわ!」(エルさん談)
ちなみにエルの向かって左側のひげ、一部白くなっているのですがこれは勇敢にもガスレンジに上ってきたときに着火しちゃったんです!!あぶないし!!もう!!!
みんな色々ありました。これからもありそうだけど・・・